やっと会えた夏キノコ!
このところ山を散歩しても目立ったキノコの影すら見かけない日々が続きました。今回は旭展望台、なえぼ公園と歩き、夏に発生するキノコをやっと観察できました。小樽でよく見かける夏のキノコと言えば、タマゴタケ、アカヤマドリです。タマゴタケの特徴は何と言ってもかさの色鮮やかな赤色でしょう。とにかく山を歩いていてすぐにそれとわかります。半径100mほどの斜面に幼菌から成菌、老菌までいたるところに発生していて時間を忘れて撮影していました。なぜ赤なのか?人間から見て赤なのですが、キノコ大好きな昆虫たちにはどう見えるのでしょう?
そしてタマゴタケの周囲を見回すとアカヤマドリもたくさん発生していました。このキノコもよく目立つのですが色ではなくその大きさです。かさの直径25cmくらいのものも確認できました。この2種は図鑑などでは食と記載され、しかも大変美味しいとあります。実際タマゴタケは食べたことがあり、美味しかったです。しかし今日のキノコのコンディションはと言うと昆虫軍団に襲われたいへんなことになっています。
そのほか今回見つけたキノコは
ドクベニタケ(ベニタケ科)
カワラタケ(タコウキン科)
チチアワタケ(イグチ科)
モミジタケ(イボタケ科)
オニイグチ(オニイグチ科)
テングタケ(テングタケ科)
気温は30℃近く、噴き出す汗をタオルで拭きふきながらの撮影はたいへんです。しかしたくさんのキノコに出会えた時は時間を忘れてしまいます。北海道も季節ごとの環境が少しづつ変化しているのかもしれません。キノコはおおむね冷涼な環境を好むようですが発生の種類、発生数に影響がなければよいのですが。
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